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2020/08/20

パソコンでLINEを使う


 もはや日本国民のコミュニケーション手段として、すっかり定着したLINE。実はパソコンでも利用できる。タイムラインや絵文字の送受信、ビデオ通話など、できないこともあるが、使いようによってはとても便利だ。

パソコンでLINEが使えると何が便利か

 1台だけのスマートフォンで使うことが大前提のLINE。他の機器での利用にはいろいろと制約があり、スマホ機種変更のときに、過去のやりとりを失ってしまうアクシデントなどがたえない。
 その大前提は受け入れざるを得ないが、パソコンからも使えることを知っておけば、より円滑なコミュニケーションに使えるはずだ。
 たとえば、仕事の現場などでアルバイトやパートの人に手伝ってもらう場合がある。その勤怠や作業状況を報告してもらうのにLINEのトークを使うとしよう。現実問題として、メールを使うことができなくてもLINEのトークなら大丈夫というような人もたくさんいるようだ。ならば、それにあわせなければならないこともある。商店街やPTAの連絡などにもLINEが使われている場合は多い。
 LINEグループのトークなどで手元に集まった報告をまとめて、会社に報告するような場合にも、スマートフォンでチマチマと作業するより、大きな画面のパソコンで作業した方が効率がいい。LINEのメッセージ内容をパソコンで編集中の文書にコピー貼り付けすることもカンタンなので間違いも減る。
 何よりも、会社のパソコン、自宅のパソコン、借り物のパソコンなどなど、とにかく何台ものパソコンでLINEを使える便利さは計り知れない。

ブラウザでLINE

 パソコンでLINEを使うのに必要なのは、いつもウェブを見るのに使っているブラウザだ。具体的にはGoogle Chromeというブラウザが必要になる。といっても、Windows 10の標準ブラウザであるEdgeも、Chromeベースのブラウザに置き換わったので、どちらを使っている場合でも問題はない。
 準備、注意事項として、

  • 事前にスマホのLINEアプリで、[その他]>[アカウント]で、メールアドレスとパスワードを設定しておく。
  • 同様の手順でスマホのLINEアプリで、他端末からのログインを許可しておく。
  • 新たなパソコン、同じパソコンでも異なるブラウザでの初回ログイン時にはスマホのLINEアプリを使って本人認証することが必須。

といったことがある。
 パソコンのブラウザで、このページを開くと、拡張機能としてChromeウェブストアからLINEをインストールすることができる。インストール後は、アドレスバーの右側に拡張機能としてLINEのアイコンが登録され、それを使ってLINEを起動することができるようになる。もちろん無料だ。
 なお、LINEタイムラインについてはブラウザを使って普通に見れる。このページでログインすればいい。ただし本人認証は必要だ。