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2020/11/26

パソコンのデスクトップはあくまでも作業場

 ちょっとしたファイルの置き場にフォルダとしてのデスクトップを使うことは多いが、気を抜くと何が何だかわからなくなってしまう。仮だと思ってファイルを放置した結果、ズラリと並ぶアイコン、これをどう整理すればいいのだろう。

そこにあるのが唯一のファイルを作らない

 デスクトップに表示されるアイコンの数が増えてうっとうしくなってきたら、全部削除してきれいにする。逆にいうと、なくなってもかまわないものしか置いてはいけない。

 大事なファイルは必ずしかるべきフォルダに置くようにする。それも、パソコンローカルのフォルダではなく、クラウドストレージに置く。そのパソコンが何らかの原因で使えなくなってもクラウドにあるのだから、ファイルの実体は無事だし、容易に参照できる。というよりも大事な作業の結果が目の前にあるパソコンだけに存在する唯一の存在にならないように、なるとしても、パソコンがインターネットから切断されている非常事態ともいえる最低限の時間だけになるようにしたい。

 

有用なファイルも在処さえ知っていれば再入手できる

 インターネットで見つけた有用そうなファイルは、将来的にそれが入手不可能になることも考えられる。そういうおそれのあるファイルについては、何らかの方法で保管しておく必要があるかもしれない。でも、多くのファイルは、在処さえわかっていれば、いつでも再入手ができる。だとしたら、ファイルの実体ではなく、その在処だけを記録しておき、必要になったときにもういちど手に入れればすむ話だ。

 出所不明の素性がわからないファイルがたくさんたまってくるのはセキュリティ的にも望ましくない。何かの拍子におかしなファイルが紛れ込むかもしれない。でも、そのことに気がつかない。ちょっとしたメモを記すファイルであっても、デスクトップに作るのではなく、しかるべきフォルダに入れるようにしよう。デスクトップはあくまでも作業場と考え、そこにあるものは全部捨てても問題がないようにしておくのがいい。